私たちGSSは、「世界をリードする最先端技術を創っていく」というビジョンの下、次世代型SIMSの開発・提供を軸に、宇宙開発をはじめ、医療、ナノテクノロジーなどの先端分野、半導体・電子部品などのエレクトロニクス分野、環境科学といった多彩な領域において、研究開発や技術革新をサポートし、社会の持続的な成長と世界のよりよい未来の構築に貢献します。
私たちが目指すのは、単なる一企業体としての活動ではなく、お客様を含め、多様な分野の人財が力を結集して協働する、自由で有機的なつながりです。ワンチームとして、お客様と共に研究開発の最前線に立ち、未知の課題と向き合いながら、そこに最適解を導き出すーGSSは、そんな一つの大きなプラットフォームでありたいと考えています。
SIMSの開発・提供及び、SIMSエンジニアとしての豊富な経験と知見に基づき、一貫した保守・点検・修理サービスを提供し、
研究開発活動を万全の体制でサポートします。
国立大学法人との共同研究により、これまでの高コストな汎用型質量分析計に比べ、低コストで限定的な機能を搭載した次世代型の磁場型ダイナミックSIMSを開発・製造し、最先端の技術開発及び研究開発をサポートします。
SIMSエンジニアとしての豊富な経験と高い技術力に加え、大学との共同研究を通じて得た最新の知見、外部ネットワークを駆使したサポート&メンテナンス体制を構築することにより、迅速かつきめ細かい保守点検・修理サービスを提供します。
イオンビームを試料に照射して、表面から発生する二次イオンを質量分析するSIMSには、照射イオンの線量に応じた測定モードにより、スタティックSIMSとダイナミックSIMSがあります。試料表面の情報を壊さない状態で測定するスタティックSIMSに対し、表面を掘り進みながら測定するダイナミックSIMSは、高感度で安定的な水素分析が可能で、一般的な元素分析手法において、局所的に水素を分析できるのはダイナミックSIMSだけです。GSSでは、高感度で安定的な水素分析が可能な水素専用モデルを開発、分析ターゲットを絞り込み、水素分析に特化した低廉な製品の提供を目指しています。
NASAの提案により進められている、月面探査プログラム「アルテミス計画」。人類を月面に送り、月の周回有人拠点を介したゲートウェイ計画などを通じて、月面に物資を運ぶことで月面拠点を建設し、月における持続的な活動を目指すこの計画においても、SIMSは、月面上の物質を試料として現地での分析を目指すなど、重要な役割を果たします。
最先端半導体の国産化に向けた動きが活発化しており、処理速度や電力効率が良い高性能型の次世代半導体の量産化に向け、製造メーカーの開発競争が激化しています。海外の半導体受託製造大手が量産技術を確立する中、日本は量産化に向けた第一歩を踏み出しており、最先端半導体の開発、量産化に向け、SIMSの需要が今後、高まると予想されます。
生体高分子を利用したバイオデバイスとして、DNAチップやバイオセンサーなどの開発が活発化していることから、分子レベルでのデバイスの評価のニーズが高まっています。そのため、バイオテクノロジー分野におけるSIMSの新しい可能性が期待されています。
脱炭素に向けた社会的な取り組みが進む中、水素をエネルギー源として活用する燃料電池システムに注目が集まっています。それに伴い、燃料電池システムに使用される金属材料の安全性評価を行う技術が必要になります。燃料電池システムに使用される金属部品は、高圧水素ガスに曝されることによって水素脆化が生じますが、その度合いを測るには、水素を直接的に局所分析しなければなりません。それを可能にする数少ない方法の一つがSIMSであり、高感度で安定的なSIMSの必要性が求められています。
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